焼津市は海に接した街です。海とは切っても切り離せない関係ですね。
焼津市に住んでいて怖いことは、やはり
津波です。
焼津市は低い平地ですし、津波の話題にはとても関心があります。
焼津市の大井川の海岸の堤防補強工事を見に行ってきましたが、改めて勉強してみました。
標高とは?東京湾の平均海面を0メートル

標高とは、東京湾の平均海面を0メートルとした、
東京湾からの高さ
の事を標高と呼びます。
東京湾の平均海面を、基準面として標準地からの高さを「標高」と表していたんですね。
では海抜とは?

海抜とは、標高と異なり実は
近隣の海面(例えば焼津港)からの高さ
を海抜と言います。
標高と海抜の違いは?

以上の事から、標高と海抜は厳密には意味が違うのですが、
結局、
同じこと
を意味しているのが実情らしいです。
「海抜」と表現した方が、海からの高さだというイメージがわきやすいため、
津波を意識した土地(静岡県焼津市とか)では「海抜」という言葉を使う事の方が多いということですね。
津波対策の資料に出てくる「TP」とは?

東京湾平均海面(Tokyo Peil)
の略です。
つまり、標高を意味しているのと同じですね。
焼津市の場合は、レベル2の津波対策として

津波高、平均6メートル、最大10メートル
を想定して、対策していまして、
今までの堤防に加え、更に2メートル程度の堤防の補強工事を今行っています。
2メートルといいますと、大したこと無いようにイメージしますが、
それでも、あるのと無いのとでは違うかもしれませんので、期待はしています。
出来上がるのは、まだ2023年と先のようですけどね。